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Keiword 2009年03月の記事

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LOVE FOREVER

散歩道

去年の暮れ、確か12月の頭くらいだったろうか。
私たち家族と不思議な共同生活を送っていた、
お隣さんちの犬「ラブちゃん」が静かに息を引き取った。

冬が近づくにつれ、帰宅時の出迎えが少なくなっていき、
残業が多くなった私は、ほとんどその姿を目にすることがなくなった。
その頃から、私の代わりに
母が「ラブちゃん」の世話をするようになった。
深夜に帰宅しても、母はどうしても彼の話をしたいらしく、
疲れた私は苦笑いしながら、その話を聞いていた。
これまで全く興味を示していなかった母も、
今ではすっかり溺愛してしまっているようだった。

そして12月に入り、母の口から
「ラブちゃんはもう長くないんや」
という言葉が飛び出した。信じられなかった。
私の頭の中には、
一緒にあぜ道を駆け回っていた頃の元気な姿しか残っておらず、
冬を乗り切ればまた遊ぶことができると思っていたのだ。

しかし、母の言葉に間違いはなかった。
衝撃の告白から一週間後、「ラブちゃん」はこの世を去った。
深夜に帰宅した私は、すぐさまお隣さんちの納屋に向かった。
閉ざされたシャッターの向こうに、現実が待っている。
怖かった。どんな状態で彼はそこにいるんだろう。
動揺したまま、シャッターを持ち上げる。

― 抜け殻。

倒れ伏した「ラブちゃん」を見て、そう思った。
全く別物なのだ。これが「ラブちゃん」であるはずがない。
まるで置物じゃないか。剥製を見ているようだ。
きっと人間の場合も同じだと思うが、
ぴくりとも動かない体を見て、その人だとは思えない。
眠っている人だって、呼吸をして胸が動くし、眼球運動もしている。
なにがしかの生命の灯を感じるのだ。
それが一切なくなった彼の姿は、抜け殻そのもの。

だからきっと、弱って動けなくなった体を抜け出して、
今では自由に空を、野山を駆け巡っているんだと。
私は思う。
本当のご主人に会いに行ったかもしれないし、
自分を生んでくれたお母さんのところかもしれない。
自由を手に入れた「ラブちゃん」は今、とても幸せなのだと。
そう思いたい。


「ラブちゃん」が去って、3カ月が経つ。
最期の弱っていく様が胸に焼き付いている母は、
未だに思い出しては感傷的になっているようだ。
私も駐車場に向かう度、彼のことを思い出している。
帰宅して車のドアを開けると、
彼の鳴き声とあの強烈な臭いがしてくるんじゃないか。
分かっているのに期待してしまう自分がいる。

額をなでた感触、手のひらの柔らかさ、
一緒に走っている時のこっちを見つめるまなざし・・・
すべてがとても懐かしく、とても切ない。

だけど、私の人生においてかけがえのない思い出だ。
私たち家族にとって、宝物の半年間だったよ。
いつまでも色あせることなく、お前のことを思い出すよ。

ありがとう、ラブちゃん。
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2009/03/13 未分類 C2 T0  

抱負

仁尾の海とラパン

26歳になってました。
こないだ四半世紀の記事を書いたばかりなのに、もう一年後ですか・・・
時の流れは本当に早いですね。
あのパンケーキカフェだって、もう存在しないんですから。
「いつかまた行こう」の「いつか」は、
待ってたら永遠に訪れないのかもしれません。

おっとっと。なんとネガティブな!
いや、このネガティブを反動にして頑張りたいんです。今年は。
誕生日に電話をくれた友人も言ってました。
「青春を共にした仲間なのに、離れたまま風化してしまう関係。
それがもったいないと思うんよねぇ」
(ニュアンスが違っていたら申し訳ない!)
だから、会うんだ、と。

もちろん、会えばすぐ元通り。なのも言わずもがなですが。


これまでに自分が出会ったきた友達、築いてきた関係。
そういったものに感謝し、もう一度出会い直したい。
これが新しい一年、新しい自分に期待することです。

ある意味、実生活版ミクシィ。

(画像は大好きな仁尾の、春の海とラパン)
 

2009/03/06 未分類 C0 T0  


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